障害者施設殺傷事件より 3年が経ち少し考えた…
皆さまこんにちは。
お元気でしょうか?
またまたご無沙汰しております。
毎日色々ありなかなか書けずにいました…😅
先日上記タイトルのニュースが流れ、
あぁ…もうあの衝撃な事件より3年が経ったんだと思い
そのニュースを見ておりました…
45人が殺傷された事件です。
来年の1月に初公判が開かれる事が決まりました。と…
皆さまは覚えてられますでしょうか?
3年たった今も被告は…
「意思疎通のできない人間は生きる価値がない」
「意思疎通ができないのであれば安楽死させたほうがよい」
という考えに変わりはないと話、裁判でも主張を
変えるつもりはないと答えました。
皆さまはこの事件どのように感じられましたか?
私、この事件が起きた時の率直な意見としては
ついに起きてしまったか…と思いました。
それは何故か…?
私、障害者施設での障害者様の健康診断のお手伝いを
過去何度も経験して少しの時間ですが
本当に施設で働いている職員様の大変な苦労を
この目で見て肌で感じておりました…
私には到底できないな…と感心して見ておりました。
また、私の知人が障害者施設で働いて過酷な毎日を
色々聞いていたので、ついに起きたかと…
下記は福祉現場で働く人の声をご紹介します。
【ネット参照】
①被告人の「障害者なんかいなくなればいい」という言葉が心に残った。正直自分もそう思うときがある。身体を壊す前に、この業界から抜け出さないと、自分の命が縮まる… 利用者もう増えないで… そんなことを考えることも少なくない。
②「毎日、パニックになり、暴れる、かみつく、殴る、蹴る。セクハラも。自分自身もけがをしないようにしながら、パニックになった利用者の安全も確保する。そんなスーパーマンのような仕事をしながら、手取りで月20万もいかない給与体系。心の糸がきれた職員が利用者に反撃に向かうことは止められない。」
③施設の入所者は重い知的障害のある人が多く、中には自分や他人を傷付けてしまう行動障害がある人もいます。施設にある棚は穴が開き、壁には多数のへこみが見られますが、すべて入所者がたたいたり、頭をぶつけたりしてできたものです。そして、職員が暴力を受けるのも日常茶飯事。そんな中で、2年前に相模原市の障害者施設で起きた事件を見て、自分も加害者になりかねないことに気づいたと言います。「すごい傷をつけられて、その日の仕事が終わって家に帰って、ゆっくりお風呂に入ったときに、すごいしみて、すごい痛くて。それがつらくてお風呂の中で泣いてしまったこともありました。『このやろう、ぶん殴ってやろうか』と思うことは正直あります。嫌な思いをすることが多々あって、その中でフラストレーションがたまって、それを消化できないと、ゆくゆくは暴力にいたるんじゃないかなとも思いますしね。」
何かお感じになりますか?
またこの悲惨な事件で、では何故子供を施設に
預けているの?自宅にいれば助かったのでは?
というご意見も多いですし、私もそう思った一人ですので…
もちろん色々なご家庭がありますので
ご家族もまたそれを助けている福祉職の人も
スーパーマンではないという事です。
NHKのこのニュースで『共生』という
言葉を使っておりました。
『共生』を調べてみた。
複数種の生物が相互関係を持ちながら
同所的に生活する現象。共に生きる事。
と記載されております。
もちろんこの言葉は良い言葉ですが、この言葉で
解決できるほど簡単な問題ではないという事。
最後に誤解してほしくはないのですが、
私はこの事件を起こした被告に対しては
肯定するつもりは一切ございません。
理由は様々あったとしても他者の命を
奪う事は決して許されるものではありません
という事は伝えておきます。
皆さまはどうお考えになりますでしょうか?
やはり一人一人が考えていかなければと
思いましたので、書かせて頂きました。
何か考えるきっかけの一つになれば幸いです。
本当に良い世の中であってほしいですよね…
本当に簡単ではないですが…
すみません…
ではまた。