人生を変える『逆転の発想』アドラー
皆さまこんにちは。
今日は皆さまに、私が衝撃を受けた本
『嫌われる勇気』のベース『人生の意味の心理学』
の文・言葉をいくつかご紹介します。
もしその先が気になる方がいれば、是非読んでください。
読んで損はないと個人的には思っております。
もしかすれば、本屋さんで見た事はあると思います。
もちろん読んだ事ある人も、もしよければ
再確認して頂ければ幸いです。
ただこの本は、結構劇薬ですので、
合う人と合わない人がいると思います。
ただ私は、本当にすごい本だなと衝撃を受けました。
精神科医・心理学者
人間はいかに生きるべきか?
どうすれば幸せになれるか?
アドラーを知れば人生は変えられる
このアドラーの考え方が浸透すれば
個人はもとより世界は変わると、
嫌われる勇気の著者、岸見一郎さんは言っております。
生きづらいと思っている人はまずこの本を
読んでから自分の人生を見直さないと
もったいないとも語っております。
アドラーの心理学は実践の心理学で
実践するのは、容易ではありません、勇気がいります。
アドラー心理学の誕生
アドラーはまず、劣等感に着目しました。
劣等感は人生に立ち向かう力も生み出す。
アドラーは戦争体験を経て
『第一次世界大戦』
↓ ↓ ↓
『戦わない為に何をするべきか?』
↓ ↓ ↓
『人間は仲間である』
という理想をアドラーは掲げた。
仕方がないんだで終わらないで
これからどうするか?をアドラーは考えた。
アドラーは人は客観的な世界ではなく
主観的な世界に住んでいると…
フィクションの会話にてご紹介します。
〇アドラー
今この瞬間から人は変われるのです
△女子高生
人は変われないから変わりたいと思うんでしょ?
〇アドラー
それはあなたが変わりたくないからに他ならない
△女子高生
私はともかく、兄もいじめとか受験とかの記憶とかで
外に出れないでいるんです。
兄にもそれなりの原因があるのです…
〇アドラー
あらゆる結果の前に原因があるという考え方が
そもそもおかしいんだよ。過去の原因からではなく
今の目的から考える事だ。お兄さんは、
不安だから外に出られないのではなく
外に出たくないから不安という感情を
作り出しているんじゃないのかな
△女子高生
お兄ちゃんも外に出て元の生活に戻りたいって
思ってるはずです。でも、過去のトラウマで
それができないでいるんです。
〇アドラー
過去か?いつも君たちは過去に原因を求めている
でも原因に囚われていては1歩も前に進めませんよ
原因ではなく目的に目を向けなければいけません
人生は全てあなたが決めているのですから。
アドラーは
人はみんなが同じ世界で生きていると思ってしまう
そうではなくて、それぞれの人が意味づけした
世界で生きているのです。
1、意味づけを変えれば未来は変えられる
人はトラウマだという意味付けをしているだけである
その事が、自分の人生に大きな影響を与えた出来事だと
意味づけしているだけである。
2、原因ではなく目的に目を向けよ
多くの人は過去のせいでこうなったと納得する人がいる
我々が過去の経験にどのような意味を与えるのか
原因論とは、
過去の経験が今の自分の人生を決定している、
過去の出来事で今が生きづらいという
考え方を原因論と言います。
目的論とは、
自分がどうありたいか?どうしたいか?
目的が自分の人生を作っているんだという
考え方を目的論と言います。
目的論は=未来は自分で決めていけるんだ。
目的の持ち方で未来が変わってくる。
過去に起こった事は変えられないけど、過去の解釈を
変える事で、今が変わって、未来が変わるのです。
〇アドラー
人は未知の世界に踏み出す事を無意識に恐れている
色々不満はあってもこのままの私でいる方が楽だからね。
変わりたかったら、いつでも変われるのに
あえて変わろうともしない、むしろ変わらない
決心をしてしまっているという事。
後はその決心を変える勇気があるかどうかだ。
△女子高生
何よ、人の心にドカドカと入ってきて
こんなとこ やっぱりインチキじゃない!
二度と来ない!さようなら…
〇アドラー
だから言ったじゃないか?人生が困難なのではない
あなたが人生を困難にしているのだ
人生は極めてシンプルである
アドラーの考え方は、決して諦めのアプローチ
ではない。変わるには、変えないでいよう
という決心を取り下げるという事。
変わる事には勇気がいります。
アドラーは3日あれば人間は変われると言ってます
いかがでしたでしょうか?
かなり序盤だけでも劇薬だと感じて頂けたと思います。
もちろんこのアドラーの考え方が全てとは
言うつもりは毛頭ございません。
ただ、このアドラーの考え方に私自身も、
助けられた部分がありますので…
ただでさえ生きづらいこの時代、
このアドラーの考え方が皆様の
アドバイスの一つになれば幸いです。
ではまた。